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さて、イグ君の俺ジョー・ブレードに対抗すべく、
こちらも俺ジョー・ブレードver.GMの制作に入っている
わけですが、全体的なイメージはあんまり固まらないまま、
ジワジワーと作業を進めています。

頭の中に作りたい形のイメージが明確にあって、そこから
作業を進めていくこともありますが、そうでないことも
多いので、まあ普段どおりのスタンスです。

使うパーツの形状から、この先につなげるのはこんな形が
イイなーとか、このパーツのこの色は入手困難だから
別の方向性を探ろうかとか、パーツの事情からイメージを
膨らませたり、変えたりすることも多いので、最初の
構想というのは、取っ掛かりに過ぎないことが多いんです。

パーツ厨たるゆえんでしょうか(笑)。

イグ君が人型で来たので、こっちはサメ型で、という方が
面白いとは思いますが、「LOT 296」にも書いたように、
ジョー・ブレードの頭部って、サメにしては寸詰まりな
感じがするんですよ。頭の上に背ビレらしきものが配置
されているのも、頭部にサメっぽさを集約しようという
意図の表れじゃないでしょうか。
だから、頭部の後方を延長して、サメキャラとして成立
させるのはちょっと難しいと思うんですね。

だから、もしもサメ型にするなら、ジョー・ブレードの
頭部は使わないで、別パーツで1から組むでしょうねー。
以前、クジラを作ろうとして止めたこともあるので、
そのリトライと考えれば、面白そうな気もします。

ただ、そこまで方向性を変えちゃうと、イグ君の作品と
見比べたときの面白さはどうなんだろ?とも思いました。

そんなわけで、ジョー・ブレードの頭部を使うことを
前提に、人型キャラとして仕上げることにしたわけです。
縛りはそこだけにします。
ジョー・ブレード由来のパーツをほかにも投入できれば
いいですけど、まあ無理はしない方向で。

さあ、そこまで考えたところで、サメキャラとして
成立させるために、頭部以外にどんな要素を盛り込めば
効果的なのかを探っていきます。

サメ要素を盛らなくても、ある程度カッチリまとめれば、
普遍的なカッコ良さは出せると思いますが(言うは易し、
ですね…)、そこに、なるほどサメっぽいね!と思える
部分を加えることができれば、それだけ勝利に近づける
からです。
いわゆる「キャラクターを立てる」ための作業ですね。

とりあえず、キャラとしては好戦的な路線でしょうね。
サメの特徴をググってみます。
手っ取り早いところで、ウィキペディアとか。

・海中における捕食と繁殖に特化した生物と言え、
 4億年前から現在に至るまでほとんど形態に変化が
 ないのは、すでにこの形態が捕食・繁殖に最も適合した
 究極の進化形態であるからとする見方もある。

えっ、そうなの!?
何かテンション上がる設定!(←設定じゃねえ)

・尾鰭は通常、上の方(上葉)が下の方(下葉)よりも
 長い異尾である。これにより後方ではなくやや斜め下に
 水を押し出すことになる。
 これはサメは浮き袋がないため肝油を考慮しても水より
 密度が高く、高度をたもつには常に下方向に力を発生
 させる必要があるためである。

ああーそうか、それで尾ビレはあの形なのかー。
サメっていうと「ジョーズ」でもお馴染みの、海面に
背ビレだけ出して迫ってくる印象が強いと思いますが、
尾ビレも特徴ありますよね。
尾ビレに限らず、ヒレは押さえておきたいポイントです。
それも、とんがった感じのヒレですね。

・サメの歯は何列にも並び、いま使われている歯列のすぐ
 後ろには新しい歯列が用意されている。
 獲物を襲うなどして歯が1本でも欠けると、新しい歯列が
 古い歯列を押し出して、歯列ごと新しいものと交換される。

これは有名ですよね。但し、ジョー・ブレードの頭部サイズ
からすると、歯列数が1でもキビシイ工作になるでしょう。
うまくマッチする下顎があれば良いのですが…。

・サメの皮には独特の凹凸が有り、このためヤスリ等の材料
 として用いられる。
 最も身近な物ではわさび専用のおろし金等がある。
・サメの肝臓からはスクアレンと呼ばれる物質が採取され
 肝油として珍重されている。

前者はそういうモールドのパーツがないので却下、後者は
分かりやすい形で表現できないし、表現したところで特に
イイこともなさそうなので、これも却下です。

・骨は全て軟骨質である。

水中活動には適していると言われる軟骨質。
バネのような弾力を生むものだとすると、身体能力に優れた
キャラにすると面白いかもしれません。
逆に、防御力に劣ると解釈すれば、アーマーを纏わせるのも
アリでしょうかー。

以上ウィキペディアより。

ほかに思い付くこととして、配色があります。
概ね、背中側は濃い色、腹側は白っぽいツートンカラーです。
これをキレイに決められれば、案外らしく見えるのでは?
頭部は銀色ですから、下顎は白ですかねー。

そして一方、サメはその海のギャング的な位置付けから、
アニメや特撮のキャラのモチーフになることが多いです。
そういう既存のキャラクターも、大いにヒントになります。

長くなったので、それは別記事にしましょうか。
私の場合、まあ大体こんな調子ですが、アイディアノートの
一例としてでも見ていただければ幸いです。

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コメント
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掲載ありがとうございます!
手の内をあえて見せる事で逆に敵を追い詰めるなんて…オニや…(ガクブル)

>サメ要素を盛らなくても、ある程度カッチリまとめれば ~
当方のはベクトルで言えばコッチ側ですかね。
武器は「石器時代には鮫の歯を鏃にして槍を作っていた」というサメの設定(違)を踏まえて、ジョーブレードのもう1つの「牙」であるブレードを鏃にした槍にしましたが、本体側は「バラーキ側から見たら異星人だから宇宙人的な要素を入れよう→エイリアンやMotherのギークを意識してスラッとした尻尾に」「HFキャラだから未来的に→クリアパーツ使用」「バラーキと関連付けたい→バラーキ顎を使用」など、思えばサメに関係ない事にばっかり気を回していた気がします(笑)
さぁ、これが吉と出るが凶と出るか!
引き続きガクブル待機したいと思います~
イグ 2012/02/22(Wed)02:05 編集
ブルブルッ
手の内を見せるっていうか、この記事は前に書いた「タンタンの部屋」っていう記事を少し引きずっていて、カッコイイものを作る方法として、作りたいもの、自分がカッコイイと感じるもののイメージを、自分が具体的に把握するってプロセスがあるといいかなって思うんです。

サメキャラだったら、サメのどんなところが好きで、どんなところに魅力を感じるのかを頭の中で整理できれば、それを形にするには、どのパーツをどんな風に配置すれば効果的か?を考える段階に移行できますからね。

そういう作業の一例って感じで。

あと、手の内を見せて、結果的に見せた手の内のとおりに形にできたとしても、クセの強いニクル&ヒロファクのパーツで組む以上、ニクル&ヒロファク変換というか補正が自動的にかかって、絶対に当初イメージとは「別物」になるんですよね。

というか、そこが面白いと思っているんで、手の内を見せても、どうなるってものじゃないです。

むしろ完成させるための動機づけみたいなものかも(笑)。
GM 2012/02/24(Fri)22:17 編集
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プロフィール
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男性
自己紹介:
アイドルを応援する傍ら、ニクルをいじってます。
基本的に、何をやっても
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